2009年3月8(日)~16日(月)、「ウバ茶を摘む女性たち:フェアトレードの生産現場を訪ねる」と題するスタディツアーをスリランカで実施しました。スリランカ研究者でもある中村尚司JIPPO専務理事を筆頭に8名で、JIPPOがフェアトレード商品を購入しているウバ茶の生産地を訪れました。
 茶園プランテーションの責任者であるマネージャー夫妻の全面的な協力によって、摘まれた茶葉が製品に加工されるまでの工程を見学させていただき、茶のテイスティングや、茶木の苗木を育てる現場および茶園労働者の住居を訪問することができました。中村専務理事と現地コーディネーターを介して、スタディツアー参加者が茶園関係者や労働者にインタビューを行い、茶摘み作業を体験させてもらうこともできました。
 茶園の労働者たちは夫婦で働いているケースが多く、男性は茶園内の道路の修繕、茶木の植え替え、雑草の手入れなどをしているとのことです。女性は朝7:00~16:30(途中、昼食、お茶休憩あり)まで茶を摘んで、1日の就業後は、家庭で使用する燃料を山で拾って帰宅するとのことでした。頭にかけている袋には約5kgの茶が入り、1日に最低3袋は一杯にすると話してくれました。茶摘みをする女性の手は、指サックのようなものをはめていないと、荒れてガザガザでした。茶摘みの作業は、細やかかつ重労働だということがよくわかりました。
 彼女たちの摘む茶葉が、工場で丁寧に加工され、私たちのもとに届くのだということを実感をもって感じることのできたスタディツアーでした。