専務理事 中村尚司
2010年1月8日

標記の件について、当初茶園労働者の子供が多く通う私立のサラスワティ幼稚園の校舎増築の支援を進めてきた。昨年6月には、多くの関係者の同意を得て、実施する段階になっていた。しかし、工事を始める準備を進めると、農園の不動産提供に反対の声が出た。地元の政治家の利益誘導にならないので、幼稚園側に資金提供を要求し、土地の提供を阻止していたようである。
幼稚園側は農園マネージャーから「農園の土地の一部(学校の近くだそうです)を幼稚園建設用に譲渡することに異議なし。本社決裁を仰ぐ」という内容の文書を得ていたが、実質的な所有者である「ランケム(プランテーション会社)本社」の決済が得られない状況が続いた。
事態が進まなかった時のことを考えて、ウルゲダラではハプタレー地方の幼稚園4か所の視察もした。いずれもサラスバティ幼稚園と同様、ハプタレー地区の農園内にある。貧しい地域で、設備は粗末であり、先生もトレーニングをほとんど受けていないため、何とか手伝いたいという印象を持ったそうである。校舎のない幼稚園もあるが、土地についてはサラスバティ同様、交渉して農園から譲り受けることになる。
上記の4幼稚園とも土地の提供を受けることの困難は、サラスバティ幼稚園と同様であった。そこでハプタレー市立の幼稚園を見学し、市長とも話をした。
校舎周りやグラウンドが整備されておらず、子供たちが遊べる状態にないので、市長がぜひ支援をお願いしたいと言っている。具体的には以下のようなことを考えている。必要な見積もりを市役所が作る。
そのほか当初予定していた通り、図書の整備や近隣の幼稚園の先生も含めた研修事業実施する。
以 上



